2014年6~8月「タイガー君部品交換いろいろ」の巻

「こまかい部品を少しずつ交換中(笑)」

 
①アマル・キャブレターのバンジョーとフィルター。
 先日硬化したパッキンを新しくしたのだが、どうもまだ漏れる。
 もうここれは新しい柔軟性のあるバンジョーに交換する方がいい。
 ということで、
 入手しておいた部品とさっさと交換。

 素材的に、オリジナルとは若干違いがありそうだ。
 元の方は硬質な樹脂でできているが、新しいものは半透明の樹脂である。しかし、柔軟性があるので、これがガソリン漏れを止めるのに役立ちそう。

 中に入るフィルターも、古い方は完全に変形しきって、たぶん何の役割もはたしてはいないだろう。
 新しいフィルター君は形もしっかりしていて、いかにも
「僕、ゴミをしっかり受け止めてやりますっ!!」
的なやる気を感じる。

 変えたら、きっちり漏れが止まった。よかったよかった。
 タンク内からの異物(黒いかす。塗装かコーティングの剥がれだべ)があるこのバイクで、こいつらの存在はきっと大きな差を生むであろう。

②チェンジペダルのゴム。
 もともとついていたリプロ品はゴムが劣化し切れてしまった。
 ※キックペダルも、グリップも同じ。
 トラのロゴが入っていても、これらは純正品ではなく、
 それらの中の多くは
印度で生産された劣悪品でもあるらしい。

 USのディーラーに相談し、なるべくゴムの質の良い、長持ち系を注文。
 二種類来た。
 一つは今までのとおなじ貫通系のもので、もう一つは70年代?用の丸型。
 せっかく変えるのなら、ちょっと気分も変えてみよう、ということで、
この丸形をはめてみた。

 ソフトなタッチが特徴で、これなら靴もあまり痛まないのではないかwww

③キックペダルのゴム

 ※上記に同じ。

 蹴っているうちに、
 角のフランジ部分が切れて、
どこかへ飛んで行って仕舞った。

 これも、ノーブランド品の弾力有るゴムに交換。

 外したついでに、ボールとスプリング(ペダルを90度まげて固定するあの部品ね)に、
贅沢にグリスを塗り付けてやった。
 これで思う存分kickできるってもんだ。
 
…駐車場なんかで、あまりしたくないがwww…

④ハンドルグリップ。


左が元の状態。

 切れてますwww

 ゴムを形成した時のつなぎ目あたりから亀裂が入り、
あっという間にこんな感じに切れました。

 まあ、クラッチ動作する方なんで、切れやすいのでしょうが、
素材が(部分によって)いかにも薄くて、
 これは長持ちしないだろうな、という印象。

 いろいろ探しましたが、ぴったりサイズがなく、
 仕方なくこの右のものを購入。

 太さは(1インチハンドル)いいのだが、
いかんせん長さが長過ぎ。
 グリップエンドで1センチ以上余ってしまう。
 言い換えれば、
「ゴムの伸びたパンツを無理やり履いている感」
が漂っていて情けなし。
近日中に別のものを輸入し、試す予定。
ま、使用に問題なし、ですがねwww

9月の声を聴き、空気は涼しくなり、
オールドバイクにも優しい季節がやってくる。
しっかりと整備をし、
この秋はタイガー君とともに、
どこかちょっと遠くまで散歩したいと思うoyoyoであった。(続く)