PMC1206「WITH THE BEATLES(mono)」の巻
 

"With The Beatles"
Release:November 22nd,1963
Matrix No.: XEX447-1N/XEX448-1N
Stamper/Mother No.: GG(11)/3 GO(15)/6
Weight:175g
Tax Code:MT
Jacket: Ernest J.Day & Co. Ltd London
 
ビートルズのセカンドアルバム。
名前がイカしてますよね、「ビートルズと一緒」。
国営放送の「おかあさんといっしょ」を彷彿とさせます(笑)。
2000年12月号の「レコードコレクター」内の記事で、
われらが教祖、和久井光司様が、
「ラバーソウルのラウド・カットの次ぐらいにいい音の盤である」(意約)
と書いてあったのを読み、絶対に入手しようと決意。
たぶんその後すぐに購入したと思うので、10年前ごろか。
確かに、音量はかなりレベルが大きく、
「ラバーソウル」のマト1と共通するものを感じます。
特に、レコ外周(一番高速回転している)に位置する「ロールオーバーベートーベン」などは、
レベルが大きすぎてイントロのジョージのソロが音割れ寸前といった迫力です!
 

レーベルはあまり変遷しておらず、
1 ”You Really got A Hold〜”が”Gotta” とミススペルされているもの
2 ”Money”の出版社が”Jobete”ではなく”Dominion”になっているもの
3 ”I Wanna Be Your Man”の出版社が”Northern”で切られていないタイプ
の3つに限られるようです。
この盤は初期のマトリックス1ですので、1のタイプです。
スタンパーも10番台ですので、かなり初期のプレスだと思います。
この盤は、1964年ごろにかなり大量にプレスされたらしく
(予約だけで50万枚分を突破していたため)
Sold In UK 表示が入る前にほとんどのプレスが在庫として保有され、
その後1967年ごろまではほとんどプレスされずにあったようです。
ですから、レーベルの変遷が極端に少ないということになったのでしょう。
他のレコはプレスされた年によって重さやレーベル表示に大きな差があるのに…・。
 
でも、このマトリックス1は
結構お高い「ラバーソウル」のラウドカット(マトリックス1)よりも
意外と見つけやすいと思うのでぜひ皆さんにもお勧めします!!
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