2010年10月その1「サマースクリーンを取り付けてみる」の巻
 

 休みの朝。
 天気予報では雨だったので、出かける気もなく家で仕事をしようとおもったのだが・・・
 
すっかり晴れてるじゃねえか!!
 とうてい仕事に集中する気にもなれず、懸案だった「サマースクリーン」を取り付けてみようと思いたったのだ。作業的には1時間という感じの簡単なものだし、ひまつぶしにはちょうど良い。
 しかも、これから寒い冬に向けて、スクリーンのありがたさはCB時代の「ブラストバリアー」で体験済みである。

 さっそく、ライトを取り外してステーの取り付けからである。
 
 ボンネビルのライトケース内。
 配線のハーネス類がぎっしり詰まっている。これも最近のハイテクバイクの宿命か。ほかに納める場所も無いのだから仕方が無い。この中から、左右のウインカーの配線を探り当て、取り外し、ライトケースから引っこ抜くところから作業開始である。

 程なくして、白黒の細いハーネスを発見、無事に取り外し、ライトケースから抜く。
 これを、取り付けるスクリーンのステーの穴にいったん通し、それもまた元通りに配線・・・地味な作業だとは思うが、あんまり
目だたないように工夫されたクイックリリース式のステーを取り付けるには耐えなければならない道である。
 さて、今度はステーの取り付けである。
 右の写真のように黒塗装されたステーを、フロントフォークをはさむように取り付ける。
 内側のステーはこのようにライトケースと元のステーとの間に挟まれて上手く隠れるようになっているのである。ゴムの緩衝材が挟まっているので、元に戻したときにも傷が付きにくいであろう。

 このステーが仮止めできたら、ライトケースを元通りに戻す。もともと付いていた小さいスペーサーは取り外し、変わりにステン製の小さな丸いスペーサーを入れて組む。

 左の写真は仮止めが終わったところ。

 上下についた銀色の丸い部品が、クイックリリース式のスクリーンを受ける部分である。
 ここに、ばね式になった
スクリーン側のステーを引っ掛けて固定するのだ
 取り外すときは、上の引っかかり部をちょっと引っ張ってやればすぐにスクリーンが取り外せる仕組みである。これならば、暑い季節はスクリーンを取り外してオリジナルの姿で走行し、冬や、高速道路を走行する場合だけ
30秒でスクリーン取り付け可能である。
 イグニッションキーがこんなところについているのだが、ちゃんとステーも穴が開いていて見事に収まる。
 見慣れれば、ステーの存在など忘れてしまいそうなさりげなさである。

 仮止めしたボルトをいったん取り外し、ねじロック剤を塗ってから再度取り付ける。
 マニュアルどおり、22Nmで締める。う〜ん、相変わらず下のほうのボルトは六角穴をなめそうである。
 この丸頭のボルトだけは後でもっと質の良いものに交換だな・・・。

 せっかくなので、スクリーンも取り付けてみる。
 これよりももっと長い「ロングホール」スクリーンもあるのだが、とりあえず「ブラストバリアー」サイズのサマースクリーンにしたのだが、思ったよりも目立たないことが判明。
 これならば、ロングサイズの方でも良かったかな?
 まあ、同じステーを共用して付けられると思うので、もし気に入らなければ長い方のスクリーンも後で入手すれば良いだろう。

 実際に走行してみたが、確かに
「ブラストバリヤー並み」(笑)の効果はある。胸に当たる風は確実に無くなったし、へんな振動や風きり音もしないので、これはアリだろう。
 もっと速い、100km/hくらいの走行をしてみないと、本当の効果は分からないだろうから、機会があれば高速道路で効果を確かめてみたい。

 さて、いよいよ次週は毎年恒例の
「ちゃんこ鍋」ツーリングである。
 ただいま走行距離500km。このツーリングを持って慣らし運転から卒業し、800kmでの「初回点検」を終えることになるであろう。わが友ボニーよ、コレからが
お前の本領を発揮する時ぜよ!!