2010年9月その3「Bonneville…雨のツーリングデビュー」の巻
 

午前8時、いつものコンビニエンスストアに集合。
午前5時ごろから降りだした雨は弱くなったものの、まだ止まず。
ボンネビルにとっては悲しい雨デビューとなった。ま、仕方ないか。
バイクに乗っていればいつかは雨に濡れるもの。

集合場所にはいつものAARSのメンバー、W650のマスター、BMWのS氏、ZZR1400のS氏、
そしてSRスッキンが集合。
Aさん夫婦は雨のため、タンデムをやめて車での参加となった。賢明であろう。

さて、出発し、高崎、富岡、下仁田と進むうちに雨は次第に弱まり、
路面状況もどんどん好転していく。
私のボニーシックスティは、昨日から約70キロ程度しか走行しておらず、
メッツラータイヤの表面には
「ウニ状の突起」が残ったまま。
濡れた路面ではミューが減りとてもいやである。
しかもまだ「慣らし」の状態なので、2500回転あたりのトロトロ走行。
まあ、慣らしの有無がエンジンの寿命を左右すると自分に言い聞かせ、
前の人と離れてもあせらずに走行である。

下仁田の道の駅に着くころには雨は上がった。

ここから内山峠を抜けて佐久へ向かう。
この峠は昔は「コスモス街道」として有名で、全国各地から人がわんさか集まったものだが、最近ではそんな喧騒もはるか昔の話、のんびりしたものだ。
しかし、コスモスはそんな人間の思惑とは無縁に、風に揺られて咲いていた・・・。
まさに
「国敗れて山河有り」である。
 
佐久から国道を諏訪方面に走り、途中で上田方面に右折、いよいよ「マツタケ山」を目指す。
予定時間11時30分よりも若干速く到着。
本日のお客さん第1号として入店!車移動のAさん夫婦も高速で既に到着していたので、マツタケパーティーの始まりである!!
 
ノンアルコールビールで乾杯し、雄大な?鴻之巣山の景色を見ながら
のんびりの食事である。
コース内容は以下の通り。
@土瓶蒸し
Aマツタケなべ 
Bマツタケ茶碗蒸し
Cマツタケてんぷら
Dマツタケご飯 
Eマツタケのお吸い物
Fお通しの一本シメジとなめこ
Gうどん(なべの具用)

Hノンアルコールビール

コレだけ食べるとさすがにおなかがいっぱいに。
ご飯はいつものようにパックに入れて夕ご飯用に持ち帰り(笑)。
 
さて、毎年恒例の行事を終え、
旅を続けることに。
ここでAさん夫婦とは別れ、バイク5台は「パノラマライン」を目指す。
上田から菅平方面へ北上し、鳥居峠方面を進んだ後、いつもとは逆方向へ。
今回は「パノラマライン北部ルート」で草津方面へ向かうのである。
一面に広がるキャベツ畑の高原風景はいつ見ても最高である。
途中に「愛妻の丘」があった。例の「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」の会場であろう。
嬬恋村という地名から来たイベントで、今年も開催されていた。
私も妻への愛を心の中で叫びながら通過(笑)。
 
草津には思ったよりもすぐに着きます。
写真も撮らないまま着いちゃった(爆)。
草津の道の駅で「ソフトクリーム」タイム(笑)。
このあたりの名産品「花豆」をつかったソフトクリーム300円也。
いや、あっさり味でおいしいですよ!ボリュームも満点。
コーンの奥にまでクリームが入っていて冷たいくらいである。リーズナブル。
ちょっと気温も上がらないので、ここでウィンドストッパーを着用。
ここから六合村〜暮坂峠を通って・・・って、
5日にCB400でSRすっきんと通った道である(笑)。
 
道は路面状況も良く、ちょっと遅い車に先導されてしまった区間もあったが、
楽しいライディングであった。

峠でのボンネビルの動きは、一言で言うと「乗りやすい」!!
CBの時には、かなりハンドル操作に頼った操縦をしていたが、
ボンネビルは「倒したぶんだけ曲がる」素直な感じである。
しかも、19インチタイヤでもスイッと倒しこみができるので、
コーナーは面白いくらいに曲がるのである。
ステップをすっちゃう人がいる、というのもうなづける・・・。
ディーラーさんによると、
オプションのセンタースタンドをつけると、
かなりの確率で路面に摺るそうだ。

この峠走行で、例のタイヤの「ウニ」もだいぶ取れたのは良かった(笑)。
 
最後の休憩は中之条のコンビニで。
刈り取られた稲の束が、秋の到来を伝えている。
タンクの美しさがまぶしい(笑)・・・やはりタンクバッグはしばらく禁止。
 
ここから自宅まで一気に帰り、午後5時には到着。
雨のデビューとなったボニーちゃんを洗車する余裕があった。
雨の出発時には気分も落ち込んだが、
終わって見れば、
ツーリングとはこうありたいものである
という理想のツーリングであった。

これからしばらくこいつと楽しいツーリングがたくさんしたいものだ。
そのためには、無事故無違反と、バイクの世話は欠かさずに。
大事に維持していきたいものである。

ちなみに燃費計算であるが、 
今回の走行距離=252キロ
ガソリン消費=10.1リッター
燃費=約24.9キロ/リッター
・・・予想通りといったところか。
トリップメータ250キロあたりで燃料警告等が点灯。
そこで給油してほぼ10リッターであるから、
タンク内にはまだ5〜6リッターの残量があるはず。
これで今後のツーリング計算上の基礎データが出た。
 

次回は10月の「ちゃんこなべツアー」でしょうか。
今からとっても楽しみなOYOYOです。
それまでに慣らしの期間を終えたいものですなあ!!