2010年9月その2「Bonnevilleにグラブレールを取り付ける」の巻
 

 バイクが来たらつけようと思い、USAからボンネビル用のグラブレールを輸入。

 国内で買うと3万くらいの定価なのだが、昨今の円高傾向により、アメリカで買って送料入れても約半額。
 これは私のようなお財布の寒いボンネビル乗りにとっては
天の助けである。

 取り付け説明書はインターネット上に公開されており、これをプリントアウトして使うという方法。紙の節約にもなるし、各国の言葉に対応できるので、すばらしいアイデアだと思う。

 さて、取り付けに当たっては、まずシートを外すところから始まる。
 ボンネビルシリーズのシートを外すには、シート後方にある2本のボルトを外しておこうなうのだが、このボルトがシートの下深くに位置しており、グラブレール等をつけると回すのも厄介な位置なのである。

 そこで、今回はこの秘密?兵器を投入。
「六角レンチ要らずボルト」・フロム・ニュージーランド(笑)。
 マニアの手作り?アルミを黒アルマイト加工。2本で送料込み35ドル(約3000円)なり。
 
これをつけると、シートの後ろからボルトがちょこっと顔を出す位置で止まり、指でねじれば外れるという優れもの。こいつに換装する。

 
さて、シートを外したら、今度はテールランプの配線コネクターを外して、リアフェンダーの撤去である。
 こいつは4本のトルクスねじ(T30)で留っており、それだけ外せばご覧の通りの状態に。

 ついでに、タンクのところにある「塗り職人」のイニシャルをチェックしたら、「SC」とあった。

 さて、次はグラブレールの設置である。
 予想通り、ステーの穴とねじの穴の位置が2ミリ程度ずれている(笑)。純正の部品とはいえ、国産ではなく外国の製品であるからして、コレくらいで文句を言ってはならないのである。仮止めしたレールをいったん外し、足で抑えたり踏んだりしながら(笑)徐々に穴の位置を調整、最後はびしっと決めるのであった!!
  
 穴が合ったら最後にボルト6本を5ミリのレンチで・・・え??なんでゆるい??
 どう見ても5ミリの六角穴なのに、なぜか遊びがあってなめそうである。さすが海外の製品!
これは怖い・・・規定のトルクをかけたら完全にねじ穴が亡くなりそうである。後でもっと精度のいいねじに変えないと・・・。
 とりあえず、ねじ穴を舐めない程度に強く締めて終える
あとはさっきと逆の手順でフェンダーとシートを設置。
 
 完成の図はこちら。

 シンプルな外装を維持するためには、跳ね上がった部分のバーは当初付けないつもりでいた。
 しかし、これを後でつけなおすというのは結構手間がかかりそうである。

 そこで、とりあえずこれもつけておくことに。邪魔になったら取りはずすのは秒殺である。
 良く見れば、シート後方の下から2個の黒いボルトの頭がちょこっと顔を出しているのに気づくであろう。これがさっきの秘密兵器である。意外とかわいい(笑)。

 
これで、ゴムやネットを使ってタンデムシートに荷物をくくりつけるのがやりやすくなった。

 しかし、根本的問題に直面する。

 それは・・・
美しいタンクにバックをおくのがもったいない気がするのだ(笑)。

 明日はちょっとバイクショップの安売りに行こうと思う。

 もしも安いのがあったら「シートバック」でも買おうかなと。そうすれば、ショートツーリングならタンクバッグを使わずに、雨具やカメラなどを携行できるからである。

できれば子一時間くらい走り回って、あさっての「マツタケツーリング」に向けてタイヤを一皮むき、新品タイヤ特有のとげとげ(笑)を減らしておきたいです。