2008年 7月
「上信越国境の旅ツーリング!」の巻
 2008年7月21日、AARSの
海を見に行こうツアーが決行された。
 参加者は最近では最高に多いの7台、W650のY氏、S氏BMW氏、A氏のZZR1400、私に加え、
今回トップを引いてくださることになった宮さんのZ750、そのご友人のスズキガンマ改、そして、今回ツーリング初参加、私の教え子、S氏のSR(宮さんの改造済み)である!!

 いつものセブンに7時に集合。しかし私は前日の多忙から時間に遅刻。(本当は朝ゴミだしをしてからでないと家を出られなかったのである。笑)しかも、ガソリンも入っていなかったので、まずは給油させていただいてから関越自動車道に乗ったのであった。
 赤城高原PAに着くと、そこに宮さんと友人が待っていた。天気は曇りがちであるが、真夏の日差しよりは良いだろうということで、いざ、新潟方面に向けて出発。ところが、関越トンネルを抜けたら・・・
 
こんな天気だったのである。
 昨日梅雨明けしたばかりの私たちであるが、一気に真夏に突入である。幸い、購入しておいたTシャツ、その名も「クールマックス」君のおかげで、シャツがべたつくことはなさそうである。しかし、この速乾性のTシャツって肌触りが悪いですよね(泣)。

 さて、塩沢石打内インターで高速を降り、今度は西の方向へ、野沢温泉を目指す。
 途中、津南町というところで小休止。なんでも、ひまわり畑で有名らしい。まだ咲きはじめだそうで、満開のときにぜひ見てみたいものだ。ツーリング初参加の教え子S氏、70年代を髣髴とさせるいでたちである。2年前、私が始めてVTで参加したときを思い出させる。待ち乗りの服装で高速は・・・危険だ(笑)。しかし、
足が長くてうらやましいのは事実だ。

 さて、野沢温泉から北へ向きを変えて、光が原高原へ向けて峠を上る。
 この峠は頂上から運がよければ日本海が見えるということであったが、残念ながらこの日はガスが出て見えなかった。しかし、高原を渡る風は涼しく、一時の休憩の間われわれを癒してくれたのである。

 さて、上越市方面に峠を下る。さすがに下界は暑い。温度計は35℃を示している。せっかくここまで来たのだから、海が見たいということで、宮さんの勝手知ったる直江津港に向かう。
 休日とあって、釣り客が多く繰り出していた。日差しは暑いのだが、海から吹いてくる風は肌に心地よかった。ウミネコが、釣り人のくれる小魚を狙って空を飛びまわっていた。
 ひとしきり海を眺めたら、おなかもすいてきた。上越市内の回転寿司店を目指す。
 
 休日とあって(しつこい?)ここも満員であった。30分ほど寝ぼけながら待ってようやく席に。さっそく、いろいろなものを注文。私はズワイガニ、生タコ、ビントロ、えび、あぶりトロなどを食した。結果、1990円で、かなりの満足。地元ではなかなか食べられない新鮮な魚のすしを堪能出来たのであった。
 
 帰りは、もう一度海沿いに出て海岸線を走る。
 バイクで海沿いを走ってみたという長年の私の願いがかなった瞬間であった。海水浴をする人々を左手に見ながら、爽やかな風を受けて走る瞬間。
まさに至福の時であった。

 その後、十日町に向けて国道を東に向かったが、昨日の寝不足と疲れのため、運転しながら眠くなってしまった。前のバイクとの差が開いてしまったが、まあいいか、と開き直ってのんびり運転を続けた。
 しばらく行くと、「観光物産館」らしき建物の前で、先に行った人たちが合図。急いで右に旋回し、駐車場に入って止めようとしたところで、急に平衡感覚をなくし、なんと大切なCB君を立ちゴケさせてしまった。予想もしないことにしばし呆然。
 疲れていたとはいえ、不覚であった。峠を越えている間にちょっとめまいのような感覚に襲われていたのである。
 幸い、バイクの損傷はほとんど無く、ツーリングを続けることが出来たのは幸いであった。

 その後、また関越自動車道に乗り、合計400キロのツーリングも幕を閉じたのである。

 次回予定は9月の「富士山ツーリング」。またこのように大勢で楽しくいければよいと思う。