2008年 1月
「佐野厄除け&ラーメン寒中ツーリング!」の巻
2008年1月14日、AARS恒例の佐野厄除けツアーが決行された。
参加者はいつもの4台、W650のY氏、兄BMW氏、弟ZZR氏、私の合計4台。
今年は私は本厄なので、いつに無く気合が入っている(笑)。
昨年もこのツーリングに合わせてウィンタージャケットを無理やり購入したのだが、今回も左の二点をゲット。ウィンドストッパー素材のネックウォーマーとアンダージャケットである。これで寒中ツーリングを快適に過ごそうという魂胆である。
朝9時、集合場所に着くが、いつもみんなより速く到着するはずのBMW氏がまだいない。おかしいな?何かあったのかな?と、連絡してみると、バッテリーの不調によりエンジンが始動できず、現在奮闘中とのこと。
ZZR氏が到着したところで、4人そろって相談。とりあえずわれわれ3人で先に出発し、BMW氏はエンジンがかかり次第後を追うということになった。
気温は約8℃。想定していた「極寒」とは言えないまでも、結構な寒さである。しかし、昨日購入したジャケットとネックウォーマーの効果か、指先以外はそれほど寒さを感じないのがすごい。科学は進歩したものである。
いつもならば先に佐野厄除け大師に向かうところであるが、今回は順序を逆にし、先に目当てのラーメン店に向かい、行列に並んでラーメンを食して後、ゆっくりと厄除けに向かうというパターンにしたのだ。向かった先は佐野市内の「太七」というラーメン店。テレビなどでも紹介された有名店らしい。しかもオーナーはハーレー乗りらしく、この店の情報もハーレー乗りのA氏から入手したのだ。
11時の開店には間に合わなかったが、幸いまだ行列はない。すぐさま店内に入ることが出来た。うれしいことだ。名物の「青ねぎラーメン」と餃子を注文。待つこと数分。この写真のようなすごいラーメンが出てきた。
麺とスープを覆いつくすほどの青ねぎ。ねぎの香りが漂ってくる。これは癖が強いか?と思いきや、意外なほどにねぎを意識させない味である。スープはしょうゆ味を選択したが、魚系?のだしであっさりとしていながら深い味である。麺も自家製麺らしくしっかりしたこしとちぢれのある麺でおいしかった。ご馳走様。この二点で1100円也。
食事中にBMW氏に連絡を取ろうとすると、携帯にメールが。10時45分ごろバイクが復旧してすでに出発したらしい。われわれも厄除け大師に向かう。
厄除け大師に到着してみると、すでにBMW氏は駐車場に着いていた。速い!!氏はまだラーメンを食していないので、私が厄除けの列に並んでいる間にさっきのラーメン店に戻り、食べてくることになった。
昨年は2月になってしまったので、まったく混んでいなかったのだが、今年はまだ1月、しかも成人の日の直後で、御祓いの行列ができていた。昨年同様5000円コースを選択し、列に並ぶこと1時間。ようやく本堂にたどり着いた。
並んだ時間を考えれば、厄除け祈願の時間などものの10分で終了なのだが、集まった人々は誰もみな真剣そのものの表情である。かくいう私も、般若心経の唱えられる2分間の間に、家内安全など多くの願い事を必死に念じていたのは言うまでも無い。
今年も無事にバイクに乗れますように。
さて、厄除け祈願が終わり外に出て、みなさんに連絡してみると、ラーメンを食べ終わり、こちらに向かっているそうな。すぐに合流し、今度はY氏推薦のたこ焼き屋を探す。
一見なんの変哲も無いたこ焼きであるが、すし桶の中のたこの足を見て欲しい。でかいのである!いつもなら、
「おいおい、このたこ焼き、どこにたこがはいってんだよ?」
などと、「たこ焼き」と呼ぶことにさえ疑問を感じるものもあるが、これなら文句はあるまい、というほど大きなたこ焼きである。食べてみると、中はとろっとしており、さながら「熱いシュークリーム」状態である。賛否分かれるところもあるだろうが、私は好きな方だ。一気に6個平らげた。
さて、時間は午後3時。そろそろ陽も傾き始めた。
太陽が沈むと、一気に気温が下がる。往路は寒さレベル5で乗り切ったが、帰りはもっと寒くなるだろう。
目的を果たしたわれわれは早々に佐野厄除け大師を後にし、国道50号を西へと走り出した。国道を進むに連れて、私のバイクの「温度計」は摂氏7℃から6℃とどんどん降下し始めた。寒い。特に鼻が。
首から下は完全防護なのでそれほどではないが、ヘルメットのシールドから吹き込む寒風で、鼻が寒いのだ。私の場合、ブーツの指先も結構冷えてきた。なかに小型ホッカイロを忍ばせたのだが、効果は薄かったようだ。やはり、ここは何か別の対策が必要であろう。
午後4時過ぎ、前橋にたどり着いたが、気温は5℃。これぞレベル6の寒さである。
ヘルメットを脱いだら、ヘルメットが冷たくて持てない(笑)という感じである。
家族へのお土産に買ったラーメンを配分してもらい、ここで解散となった。次回のツーリングは3月か4月といったところであろうか。それにしても、これで本厄の厄払いも出来たし、満足なショートツーリングであった。
みなさん、また次回もよろしくお願いいたします!