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1994年8月。1回目の渡英・・・


 1994年8月11日。記念すべき初の渡英の初日である。
 成田空港を定時どおり飛び立った、マレーシア航空クアラルンプール行きは(注:お金が無かったので、直行便に乗れなかった。しかたなく、マレーシアまでいったん行き、そこでイギリス行きに乗り換えると言う手段をとったのである。)中継地、コタ・キナブルー(?)空港を経由し、クアラルンプール空港に到着した。途中、待ち時間で暇だったので売店を物色。よく分からん缶飲料(「サルシ」?)というものを発見して飲む。シップの味がした。青森から来たという教師と出会う。海外へ出かけることが多いらしく、色々教えていただいて助かった。「えびせん」の偽ものっぽいお菓子と、超甘いポッカコーヒー(現地産?)をおごっていただいた。ラッキーだ。

 下の写真は、乗り換えの空港で談笑するT氏とわたし。彼とは同じバンドのメンバーであり、このイギリス行きにも同行することとなったのである。しかし、彼の本当の目的は、演奏することではなく、「イギリスの川でフライフィッシングする」ことであった…。
 ちなみに、写真の撮影者はさらにもう一人の同行者TB氏。テニスの達人である彼の目的は、ウィンブルドンとシルバーストンサーキットを見ることでもあった。
まったくの「でこぼこ道中」である。

8月12日(金)
 ロンドンに着く。ヒースロー空港から有名な地下鉄「TUBE」に乗ってロンドン市街地へ。駅を出て、とりあえず大英博物館に向かう。イギリスが各地から戦争にまぎれて分捕ってきた品物を展示する博物館だ。しかし、ミイラや墓石ばかりではない。なんと、ジョン・レノンの直筆の歌詞まで展示されているのだ。今では「ジョン・レノン・ミュージアム」で誰でも見られるようになったが、当時は感動ものであった。
 その後、ピカデリーサーカス方面に歩いて向かった。帰り道、変な外国人に絡まれる。「わたしは旅行者が大好きだ。ほらこんなに(アルバムを見せて)各国の旅行者の写真をあつめてるんだ。」といいながら勝手にこちらの写真を撮り、「送ってやるから5ポンドよこせ」ときたもんだ。「んなものいらねえ」と断ったがしつこく食い下がるので、しかたなくポケットにあった小銭を全てくれてやった。後日、このオヤジは本当に写真を日本に送ってきた。悪人なのか善人なのかいまだに釈然とせぬ。