2011年8月その2「福島復興祈念ツ―リング」の巻
8月12日(金)
午前7時にコンビニ集合。
SRのS氏から「喜多方ラーメンが食べたい」という希望があり、
私の「大内宿」の「ねぎそば」が食べたいというかねてからの希望と合致。
福島の復興のためにすこしは散財してこようということで、会津若松方面に出かけることにしました。
とりあえず、赤城の山麓を走って足尾→日光方面に抜け、そこから鬼怒川温泉を通って会津街道をたどりました。
お盆休みの始まりとはいえ、まだ金曜のせいか車の通りはさほど多くなく、栃木と福島の県境を午前11時ごろには越えました。
会津本郷で給油のためにGSに立ち寄り、その後、まずは「大内宿」へ向かいました。
国道の開通で街道から取り残された集落が、
一時トタン貼りに葺きかえられていた民家の屋根を
みんなで協力し合って茅葺に葺き直し、
見事に復元された江戸時代の宿場の街並みです。
道沿いにこのように家々が立ち並び、
お土産物などを売っています。
さながら映画のセットのような様子ですな!
通りの突き当りには坂道があり、上ると小さな社があります。
そこから見下ろすとこんな景色が。
タイムスリップしたような景色→
実はたいへんな人気スポットらしく、渋滞がよく発生していたようですが、
※実際、上ってくる道にも渋滞時用の仮設トイレがたくさん設置されていました。
原発事故以来だいぶ観光客は減っているそうです。残念ですね。
確かに、駐車場まで全く渋滞も無く着きましたが、それでも、この日は結構人出がありました。
街並みをぶらぶら散策した後、お目あての「ネギそば」を食べに三澤
屋へ。
やはりネットなどで評判の人気店らしく、50分程度待ちの様相(笑)。正直に待ちました。
待っている間に、近くの店でサイダーを飲みました。
ご当地サイダーですな。
通りのわきを流れている川で冷やされていました。
ラベルがふやけているのがご愛嬌。
味の方は甘さ控えめの味でした。
さて、やっと順番が来て蕎麦屋の店内へ。二階に通されました。注文して出てきたのがこの「高遠そば」。
どうやら、信州は高遠の殿様がこの地方をおさめていたときに伝わったらしいです。
大根おろしがかかっており、つゆも若干濃い目の味付けなのが北国仕様ですな。
はしを使わずに、この曲がりネギを使って食べます。
お味はというと・・・すごく美味かったです!!
※S氏いわく「こりゃーネギとかのギミックではなく本気で美味いなあ」だそうです(笑)
そばの歯ごたえやコシもさることながら、このつゆと薬味の絶妙なコンビネーション。そば湯もいれて最後まで飲みほしました。ネギも白いところはみんなかじっちゃった(笑)。
腹もいっぱいになったところで、さらに通りをお散歩。
「コーヒーでも飲みたいね」ということで、
ちょっといいにおいのするお店へ。
「コーヒーセット」を注文したらこれが。
トチ餅つきでした(笑)。
かかっているのはウグイスきなこ(青豆のきなこ)です。すごくおいしい。
甘味のすくない本格的トチ餅に、甘いきなこが絶妙です。
お土産でも買おうということで、
今度は味噌のお店へ。
いろいろな味噌があり、
味噌評論家(?)のS氏も悩んでおります。
特に気に入ったのは「ごぼう入りの味噌」だそうです。たしかに美味かったです。
私は味噌汁好きな子供らの為に「三年味噌」を購入しました。
こうしている間にも発酵が進んでるそうで、パックには空気バルブ(穴)が空いていました。
このお店のおばさまも、
「地震以来お客の数が激減したよ」
とおっしゃっていました。今でも震災の影響が色濃くのこっているんですな。協力していかないとですね。
さらに、こんなものまで食べちゃいました(どんだけ食うねん??)
ジャージー牛乳ソフト(小)です。
腹いっぱい食った後にこの大きさがうれしいですな。
これまた牛乳の味が濃くて大満足。
結局、午後3時近く過ぎまでずっと大内宿で遊んでいましたが、
とにかく外れなし!の素敵な場所でした。
残念ながら客足は多くないようですが、ぜひ皆さん、これをチャンスと思ってこの空いている時期を逃さずに、出かけてみてくださいな〜!
このあとは国道を外れて「大内こぶしライン」という県道を北へ向かいます。
この道はダム沿いの緩やかなワインディングロードで、とても快適に走行できました。
山を渡ってくる風も、真夏とは思えないほどさわやかでした。
「せっかくだから温泉にでも入って日ごろの疲れがとりたいねえ」ということで、
東山温泉を目指すことにします。地図で見ると、会津若松の手前を東に行けばたどり着けそうです。
そうこうするうちに、「会津一の聖地 伊佐須見神社」という看板が道路沿いに出てきました。
せっかくなので、日ごろ汚れまくった身を清めようと立ち寄ってみると、2008年に本殿が全焼し、仮本殿でした。


結構歴史のありそうな神社なのに、もったいないなあ。
こんなのを将来建てる予定なのでしょうか。
まるで「出雲大社」の会津版です。でも完成したら見てみたい。
神社を見た後はいよいよ東山温泉へ。
途中、中学のときに修学旅行で立ち寄った「会津武家屋敷」があり、とても懐かしい気もちになりました。
※私たちの地方では、当時修学旅行は会津若松だった。
観光案内所で日帰り温泉を訪ねると、いろいろなホテルが日帰り温泉サービスをしており、1000円のところ、500円というところを発見。迷わず500円のところを選択(笑)。
その東山グランドホテルに向かいます。
S氏はタオルを持参していたので、きけばタオルなしで300円だそうな。格安!!ここでしばし温泉タイムを取りました。
ああ、さっぱりした〜。

温泉の後は牛乳と相場は決まっておりまして、
この自販機で購入し一気飲み。
いいですよねえ、このネーミング「べこの乳」。
とてもおいしかったですよ。

さらに無料のマッサージチェアーでマッサージタイム。
悶絶するオヤジ2名(笑)→
しっかりと揉んでもらい、なんだか日ごろの肩こりも取れたような感じがしました。
300円ですっかり楽しんだお得な温泉でした。
その後、急きょ予約した会津若松駅前の東横インに着き、
バイクを停めてチェックインを済ませました。
ちょっとだけ休憩し、午後6時半に集合で夜の部に突入です。
S氏がネットで事前にチェックした郷土料理の店「しこん」へ。
歩いて聞ける距離ではないというので、タクシーを呼んで店まで乗り付けてしまいました。う〜ん、贅沢。
店員さんに聞けば、すでに座敷は予約でいっぱいだとか。有名店なのですな。私らは隅っこで十分です。
さっそく、馬刺し、まんじゅうのてんぷら、こづゆ、高田梅、会津地鶏など、郷土料理を次々に注文。

馬刺しはヒレを注文。柔らかく癖のない肉で、味噌としょうゆをつけて食べましたがこれは美味かったです。生まれて初めてお馬さんを食べました!
ヒット作は「まんじゅうのてんぷら」。
「どうせたいしたことないだろう」という大方の予想に反し、
これはとっても美味かった!からっと揚げたころもに塩を少々ふってあり、よけいにまんじゅうの甘さが引き立ちます。あまりうまかったので追加注文したくらいです(爆)。

こづゆは、ホタテの出しで麩やしいたけ、山芋などを食べるものですが、これまた美味。
冠婚葬祭などで必ず出される伝統料理だそうで、
葬祭のときだけ赤いニンジンを抜くのだそうな!
カリッカリの高田梅もおいしくて、私は締めにおにぎりに入ったものを追加したくらい。
さらに、会津地鶏の焼き鳥がこれまたしっかりした歯ごたえで、焼き鳥の概念が変わるくらい美味かったです!!
本当にどれもたいへんおいしゅうございました。
ビール2杯と梅酒を飲んだだけなのに、もう酔っぱらってしまった私。
タクシーでいったん店を後にするも、デジカメのケースを忘れていることを店の人から知らされ
※親切にもタクシー会社が無線で知らせてくれました。ありがとうです。
一度取りに戻り、ホテルに到着しました。
そのまま朝まで熟睡。いや、本当に充実の1日目でした。
2日目。
午前7時に起床。健康的です。
東横インの「無料朝食サービス」のおにぎりを食しました(笑)。
今日はS氏リクエストにより、鶴ヶ城と喜多方ラーメンをメインに動きます。
まずは、7時30分に支度を整えて鶴ヶ城公園へ。
ここも中学生の修学旅行以来だと思います。
最近、江戸時代の状態により近づけるために赤瓦に葺きかえられ、
発掘調査によって復元されている建物も増えました。
昔は「コンクリートの偽物」ってイメージでしたが、それによってずいぶん「お城」らしくなったと思いますね。
いきなり武士に話しかけられて戸惑うS氏(笑)。
中の展示などもじっくり見ながら、10時前まで過ごしました。
天守からの眺めは、他の城に勝るとも劣らない景色でしたね。
その後、城の近くの和菓子店でお土産のお菓子をゲット。
「会津葵」というお店でした。
カステラ内部にあんが入ったものですが、大変おいしいお菓子でした。
私はそれに「小坊子」(こぼうし)という、おきあがりこぼしに似せたお菓子も買いました。
これまたお茶に合いそうな上品なお菓子でしたよ。
さて、いよいよ喜多方に向けて走ります。
20キロ程度しか離れていないので、国道をのんびり走ればすぐに到着です。
ここでのお目当ては、S氏がネットで調べた「伊藤食堂」さんのラーメンが食べられるかどうかです。
市役所横の駐車場にバイクを止めて、迷いながら探しましたが、それらしい場所を発見するも、開店時間11時になるというのに暖簾も出ていません。
ちょっと街中を散歩しながらもどると、まだ開店する風でも無いので、中にいた店主に声をかけてみると、
「まだ材料がそろわねえもんだから」
とのこと。昨日の時点で売り切ってしまったそうな。
ここのラーメンを食べに来たので、とお願いしてみると、快く2人前作ってくださいました。
メニューはこの一品のみ。ラーメン600円。
煮干しのだしが効いた、まさに「喜多方」って感じのラーメン。
近所には何十人も行列ができているような店もありましたが、
ここの店主は「近所の人の分だけでおしまいだあ」みたいな欲のない話をしていました(笑)。
「いくら客が来ても、化学調味料でつくっちゃ仕方ねえべさ」
などというあたり、私は気に入りましたね。
さすがに震災後は客足もだいぶ遠のいてしまったようで、この日も土曜の昼にしては空いていたようです。
「修学旅行の生徒がまったくこなかったからよ〜」
…なるほど、平日でも確実に見込めるお客は、修学旅行で来る学生たちだったわけですね。
学校では震災・原発事故で修学旅行の行き先を変更というのがありましたが、そういう影響を見た気がしました。
ラーメンのあとは喜多方美味いもの探し(爆)。 路地裏のパン屋さん。看板に、「まずいパンあります」(笑)。
店内に入ると「毒りんごサブレー」がありました(笑)。
コーヒー店では名水でいれた喜多方コーヒーや、とうもろこし、アスパラなどで作ったシャーベットも。
私はゴマのアイスを食べましたがこれまた美味でした!!
おなかも満杯になったところで、
最終目的地の磐梯熱海方面へ。
国道を会津若松方面に戻りながら、
途中で猪苗代町方面に左折。 ここからショートカットすると、きれいに磐梯山が見えるポイントがあります。
まさに天気は晴れ。
田園を吹き抜ける風は心地よく、
会津に来てよかったなあ、と強く感じさせてくれました。
この道や、磐梯のスカイラインはまたいつか走りたい道ですな!

その後、右手に猪苗代湖を見ながら磐梯熱海温泉まで走り、
最後の温泉に入りました。
東横インのPCで調べた「華の湯」の日帰り温泉です。
入浴料は1000円と、昨日よりは(笑)やや高めでしたが、最後ですから贅沢しちゃいましょう。
立ったまま入る温泉や、足つぼ温泉、信楽焼?の陶器の湯船、
などなどなど、たくさんの風呂を楽しめて十分元が取れました!
汗がひいた後、ガソリンを補給し、
磐梯熱海ICから磐越道→東北道→北関東道を走りました。
下り方面は帰省ラッシュですでに「駐車場」と化している場所もありましたが、上り方向は動きが逆のためか、渋滞には合わずに佐野田沼ICまで順調でした。
最後に佐野ラーメン「おぐらや」で早めの夕飯を食べ、再び北関東道に乗って午後7時ごろには帰宅しました。
2日間、会津の魅力を十分楽しんだツーリングでした。
走行距離往復:586キロ。
消費燃料:23.86リッター。
平均燃費:24.5km/リッター。
高速を使うとやはり燃費が落ちてこんな感じですな。
9月には我が相棒ボンネビル君も1年点検を迎えます。しっかり整備して、2年目も好調を維持したいですね!
