2010年9月その1「Triumph Bonneville T100 Sixtyとの出会い」の巻
2010年の夏、私は一念発起して「大型二輪免許」の教習に通うことにした。
前々からとりたいとは思っていたが、いささか面倒だという気にもなっており、先延ばししていた。
しかし、仕事の切れ目上、今年は数年に一度のチャンスだと決心し、入所したのだった。
おかげさんでなんとか規定の12時間で免許を取ることに成功。
さて、免許をとったら乗りたくなるのは人間の情というもの。
我慢して400ccでもうしばらく・・・などという禁欲的発想は、手に入れた免許を見たとたんにすっかり影を潜め、毎晩毎晩ネットで獲物を探す始末。
これだから男はいやである(笑)。
当初はCB1100を狙っていたのだが、タンクの容量不足?とあまりの人気度に嫌気が差し断念。
CB750を中古で、というアイデアも、気に入った色もデザインもないので却下。
そんな中、あれこれ注文を出す私に対して友人が発した
「お前さんの気に入るバイクは国産車にはない!」
という一言でハッと覚醒(笑)。そうか・・・外車という手があったか・・・。
外車と聞いて真っ先に思いついたのが、昔あこがれていたトライアンフである。
もはや「内燃機関はホンダ以外に乗らない」という呪縛からも開放された私にとって(笑)、外車という選択肢はまったく不自然ではなかった。
ネットで現行車を探すと、ボンネビルは三種類が売り出されている。
@ベーシック・グレードの「ボンネビル」
Aタコメーターなどを装着し、2トーン塗装の「ボンネビルSE」
B19インチスポークホイールを採用、フラットシートにピーシューターマフラーの懐古的デザイン「ボンネビルT100」
どれも個性的であるが、やはりT100の魅力には勝てない。
Webを見ながら悶々とする夏の夜が続く。
そんな時、ふと思い立ち、悩んでもしょうがない、バイク店に立ち寄ってみよう、ということになった。
始めはレッ○バロンに行き、中古を探す予定だったのだが、
外車というと故障というイメージ、故障を直すなら、ディーラーで正規に買ったほうが手厚い看護が受けられる・・・と思いなおし、
急遽、正規ディーラーに向かうこととなったのである。
ちょうどその店には、2010年型T100の試乗車があったので、手続きをして乗ることにした。
実際に乗ってみると、排気量を感じさせない軽く小さい車体の取り回し、
独特な雰囲気を放つタンクのシェイプ、
アンティックな雰囲気を放つホワイトパイピングに縁どられたフラットなシート、
そして、なんといっても空冷ツインの発する鼓動。
・・・惚れた・・・マジで。
早速、店に帰って購入できるかどうかをシミュレーション(笑)。
私は現行T100の「雲形」塗装があまり好きではなかった。かえってSEの上下2トーンのほうが好きだ。
そう話すと、ディーラー氏はある写真を見せてくれた。
それがこの「Bonneville T100 Sixty」であった。
1960年型ボンネビルT120のカラーリングを模したデザイン。
世界限定650台のプレミアム。
何より、美しいメリデンブルー&カスピアンブルーのタンク2トーン塗装。
気に入った。買おう。

そうと決まれば話は早かった。
そして、記念すべき2010年9月17日。
晴れて、OYOYOはトライアンフ・ボンネビルのオーナーになったのである。
95号機of650台。
これが私のシックスティー君である。
画像を見ていただければ分かるとおり、車高は低く、大きさはほぼCB400と同じである。
車重も、4本マフラーのお蔭で重かったCB400と同等。重心が低い分、かえって軽く感じるほどである。
排気量は865cc。インジェクション仕様になってからトルク不足を補うために排気量UPしたそうだが、定かではない。
CB400から移植した一体型ETCは、同じく左ハンドルに固定。思ったほど目立つことにもならず(目が慣れただけか)良い。
エンジン付近には、光り輝くクロームパーツの数々。
磨きがいがあるというものだ。
フロント&リアのフェンダーに走るライン。
職人の一筆書きで描かれた金色のピンストライプ。
もう、どこをとってもかわいいバイクである(笑)。
おかげで予算額は大幅にオーバーしたが、このバイクならば納得して長期の返済に耐えられる気がする(笑)。実際、ボンネビルで12万キロを走破した猛者もいるらしい。10年乗るつもりで考えれば、決して高い買い物ではないと思う。
これからしばらくの間、HPでは「ボンネビル・ダイアリー」にお付き合い願いたいと思う。
いきなりではあるが、20日には長野への「マツタケツーリング」が待っているのだ!!
