2013年1月その2
「A/Bペダルフェイス交換」の巻

昨年の「更新なし」記録を反省し…。頑張って1月2回目の更新です!

ゴルフ操縦席の味気ない足元。
ただ黒いプラスチックとゴムのペダルが2つ、ちょこんと並んでいるだけ。
これを、お安く、お手軽に改善できるキットが、マニアックス様より発売されたのだ!
今までは「GTIペダル」にユニットごと交換で2万以上かかったのだが、今回のものは既存のペダルにかぶせるカバー方式。
これなら工賃もいらず、5分もあればできるのだ。

   ←これが届いたペダルの部品。
 黒いのはゴム部品で、金属のパーツにはめ込んで使用。
 滑りどめ効果が期待できそうなやわらかいゴムである。
 銀色の方はステンレス素材と思しきカバー。
 これで足元はキラッと光るはずである。
 小さい2つのパーツは、隙間を埋めるスペーサー。
 私のヴァリアント君の場合はアクセルの形状が「タイプ2」というらしく、
 このスペーサーが必要なのである。

 さて、晴れた土曜の午後、
 さっそく作業に取り掛かってみた。
 まず、簡単にできそうなブレーキペダルの交換である。
 もともとついていたゴムのカバーを無造作に剥ぎ取り、
 そこに、セットについてくるVW純正
  ※こっちは純正部品なのよ!
 はめる。しっかりはめないと、運転中にはずれたら嫌なので、裏にも手を入れてしっかりとガタの無いようにはめた。
はめた後の光景がこれである。
 ブレーキだけ光っていて違和感があるが、
 この方がオリジナルのペダルの「そっけなさ」が表現できていいと思う。
 見よ、アクセルの貧相なさまを。
 まあ、運転中に見るものではないが、
 踏み心地もプラスティキーだし、
 第一、車に乗り込むときにちらっと見えるその姿がいかにも…。
 
 それでは、さっそくアクセルペダルもはめてみよう。

 まずは、先ほどの金属のカバーにゴムのクッション部品を合わせ、
 アクセルペダルにかぶせてやる。
 まさにいい感じに被さるので、これを固定するために上・左・右の3つの爪を裏へ向けて折ってやれば良いのであるが、
 先ほども書いた通り、私のタイプにはスペーサーが必要なのだ。
 左右の爪のある部分の隙間に、ゴムで出来たスペーサーをはめ込む。
 これも丸い突起状のガイドがあるので簡単である。
 そのうえで、3か所の爪をしっかりと折って固定できた。

 さあ、最後は下の左右を固定することである。
 こちらにも、爪が左右にあり、
 これを押し込むことで、カバー全体が固定されるという仕組みなのだ。
 下の方の爪は、上と違い指で曲げられるようなものではなく、
 マイナスドライバーなどで押し込む形状である。
 まずは右に寄せてから右の爪を押し込み、
 逆に左に押してから左の爪を押し込む。
 これで遊び(トレランス)が小さくできるわけだ。
 意外や、本当にすんなりはまり、作業は終了。
 
 完成した図が左の写真である。
 素晴らしい出来栄えである!!
 …いや、作業がではなく、マニアックス様のオリジナルのぺダルカバーがである(笑)。
 ある意味、この作業性と見た目のバランスを考えたら、こっちの方が純正よりも良いのではないかとさえ思う。

 よく見てもらえばわかると思うが、
 アクセルの方のゴムのパターンは、
 上に行くほど、水平から左に傾いて行っているのがわかるであろう。こういうところがいかにもマニア心を誘うのである!
 ガタを見たがほとんどないくらいにぴったりしてる。
 これなら安心して運転に集中できるであろう。
 人間が車を操縦する場合のインターフェイスは、
 手が「ハンドル・レバー・スイッチ」類であり、
 足はA/Bペダルなのであるから、
 このようにこだわることは決して無駄ではないと思う。
 あとで、ちょっと運転してみて、そのふみ心地の違いをしっかりと感じ取ってこようと思う。