2008年12月その2
「フォグランプ増設!」の巻

ヴァリアント・コンフォートラインには、フォグが無い。
 オプションかというと、そうでもない。要するに「設定が無い」のである
 格が上の「スポーツライン」君には標準装備なのだが、いかんせん、燃費のよい1.4リッターツインチャージャーエンジンに惚れて買ったのだから、フォグなどは無くてもいいと割り切るしかないのだ。
 しかし、もし仮に付けられるとすれば、女の子のイヤリングみたいに、ちょっとおしゃれ用につけてみたいと思うのが「色気」というものだろう。探してみると、純正のフォグを使い、キットで販売しているではないか。いじるところが無いと思っていたゴルフだが、探せばサスにマフラーにブレーキに…コンピューターチューンに至るまで、ありとあらゆるものが巷にあふれている。これは今後の楽しみにしておこう。

 さて、自分へのクリスマスプレゼントに(笑)そのフォグキットを入手。早速取り付けにチャレンジした。

 まずは、バンパー下左右にある
「エアベントもどき」を取り外す。つめがかなりきつく食い込んでおり、実際取り外す際に一箇所折れてしまった。まあ、再利用はしないのでよし。そこから、赤いガーニッシュを取り外し、キットに付属してくるの新しいエアベント君に装着しなおす。う〜ん、いい感じである。
 次に、フォグの配線をエンジンルーム内に設置。といっても、長さなどがきちんと作られているので、非常に簡単。アースポイントにアース線をとめるだけ、といっても過言でなし。
 さて、次なる難関は、エンジンルーム内のリレーと、室内のスイッチ回路をつなぐラインを、室内に引き込む作業である。
 これが思いのほか難しい。専用の工具を持っていないので、針金ハンガーを解いて使ってみたが、うまく通らない。硬すぎなのだ。

 あまり通らないので断念し、フォグ本体の取り付け作業へ。
これは、ねじ3本で固定するだけなので、あっという間に装着。そのうえから、先ほど作った新エアベントをはめれば、見た目はもう十分完成である。


 2日目、いくらやっても配線が通らないので、やむなく、エーモンの「配線ガイド」を購入。時間の節約だ。安いもんだ。しかし、次に使うのはいつのことやら…
 
 無事配線が室内に入り、今度はコンソールをばらしてスイッチの設置である。
ここはシフトのブーツを引っ張って取り外し、4ミリのトルクスねじ2本を外すだけで簡単に分離。スイッチング回路のハーネスを、シガーライターの線に設置し、スイッチを取り付けるだけ。簡単である。また、運転席側のハーネスからも一本線を引く。これは照明との連動をさせる線かもしれない。
 
 さて、これで準備万端。いざスイッチを入れてみるが・・・うんともすんともいわず。
 説明書に「車によってイルミネーション電圧の極端に低い車があり、回路の動作が不安定になる(中略)その場合はリレー回路を追加して」とある。これか?原因は?
 再度、新しくスイッチ回路にリレーを取り付け、試してみると・・・
はい、この通り、
点灯いたしました。パチパチパチ・・・
 点いたのはいいが、なぜか、シガーライターの照明が消えてしまい、逆に、ライトスイッチの照明が昼間から点灯しっぱなしに。なにか、配線を間違えたかもしれないが、良く分からないので見なかったことにし、作業終了。

 今回はキットだったため、それほどの苦労も無く取り付けできました。
 純正のフォグは、スイッチがヘッドライトのスイッチと一体化していますが、このキットのスイッチはセンターコンソール上にあるので、オプションぽさでいえばこっちの方が目立ちますね(笑)。フォグランプを使うようなところには、まあ、行かないとは思いますが、今までちょっと間抜け間があったバンパー下部が、これで少しは引き締まって見えるようになったのではないでしょうか。

 2009年も、こつこつとお小遣いをためて、少しずつゴルフ君も自分好みの車にしてあげたいと思うoyoyoでありました。
 
さあ!来年も頑張って働くぞおおお!!