気まぐれ編 「FenderCS61Stratocasterを買う」の巻

 
 
2021年夏。

足利のライブハウスで知り合いになった
山口さん(ぐっさん)から
1966年製のHofnerの修理と売却を頼まれ
とにかくなおして、自分で所有すればよいと
ネックリセット・ピックアップまき直しをし
愛着が沸いていた。

しかし、これは全くの
赤字経営ww

メルカリさんに、売れなくてもいいと思い
載せて放置した…ところが…
あっという間に売れてしまったのだ。

売れたからには送らねばならない。
心の整理が付かぬまま(笑)
送られていった66ヘフナー…。
手元には、売却代金が残った。

生活費に充てても良かった。

しかし、この心の穴を埋めるものがない。

買おう。
バカな買い物をしよう。
この66へふたんの金で。

そう思い、見つけたのはこれ。
2004年製カスタムショップ
タイムマシンシリーズ
1961ストラトキャスター・レリック。
もちろん、ソニックブルー。

今まであまり買ってこなかった
※いや、興味もないんだよね…あんまりww
フェンダーであるが
※ジャズベはある。
せっかくだから
「Help!」や「RubberSoul」の再現には
必須であるこの楽器を
手に入れて見ようと思ったのだ。

音はまさにフェンダー…だが
フロントやミドルの粘りもあり、なかなか使える音だ。
そしてなにより、
弾きやすい(爆)
今までグレッチやヘフナーなど、ある意味弾きにくいギターばかりで来たので
この弾きやすさはかえって新鮮ですらある。

いつかはこいつをロッキ-の模様にペイントしても面白いかもしれない。
そんな気まぐれが許されるのが、ヴィンテージとの大きな差であるwww



Fender
CSStratocaster
Timemachine/Relic
('04 Serial No.R18555)

ローズウッド指板はスラブボード。
ハカランダではない時代です。
インディアンローズウッドらしいです。

ボディには傷などのレリック加工がしてあります。
表面は適度な日焼けを再現。

写真に撮ると、きれいに写りすぎてしまいましたが、すこしミントグリーンぽく見える色に調整されています。

ヘッド裏に、
ジョージのストラトとおそろいになるように、
GRIMWOOD楽器店のデカールを貼りましたwww

 一弦の糸巻が…
どこかにぶつけたのか?
曲がっていました。 
あるいはこれもレリック??www

せっかくなので、1列クルーソンに交換。

う〜ん、いいねえ。

音は想像通りのクリーントーン。
重さは3.7キロ。
想像よりも重い。でも、コンターボディは弾きやすく、重さを感じさせませんね。

これを1950年代に発明した、レオフェンダーはやはり天才だと
改めて感心させられましたわ。