2011年8月「カスタム・シート装着」の巻
 
 この夏のバイクいじりの本命である、シート張り替え。

 一週間ほどで仕上がった。
 そもそも最初は昨年ショップで見させていただいたカスタムのグレー・トップ・シートが始まりであった。
 その後、60年代のトライアンフがグレー・トップ・シートを装着しているのを見るにつけ、
「これこそT100Sixty君にふさわしいカスタムである」と思い続けてきたのだ。
 そしてこの夏、満を持してシート張り替えに着手したのである。

 下の画像の左は本家1960年のボンネビル。右が、私のT100君である。
 

 
シートの形状も若干違うが、私の出したかった「雰囲気」というものを感じとっていただけたら光栄である(笑)。


 純正のシートのサイド部分の皮はそのまま使い、上の部分をグレーの皮にチェンジ。
 この際、白いパイピングも造り直されており、純正よりも若干太くなっている。

 サイドの下側には同じくグレー素材でベルトが取りまわされている。
 これも
60年代グレー・トップ・シートの再現である。

 後ろのシートボルトを取り付ける際には、このベルト部分が干渉するため若干取り付けづらさを感じるが、形がこなれてくればそうそう気にはならなくなるであろう。

 さっそく近所を走りまわってみたが、ベースもアンコも純正のままなのでさほど違和感は感じない。
 パイピングが太くなった分だけ、座った時に感触を感じるが、それもそれほどではないので、慣れてしまえばOKだろう。

 グラブバーが装着されているので車検も大丈夫だろう、ということで、タンデム用のベルトは取り外してしまっておこう。あれがあるとせっかくのグレートップが台無しである。しかも、このバイクでタンデムする機会など二度と来ないであろうから。

 さあ、これでさらに
60年代テイストが強まった我がボンネビルT100”シックスティ―”君。
 この夏もこの相棒と走り回りたいものである。