2010年11月その1「秩父三峰ソロツーリング」の巻
 
 文化の日。天気晴れ。気温16℃。視界良好(笑)。
 ここのところ、休日となると雨が降るという最悪のめぐりであったが、やっと晴れた休日がやってきた。

 こうなったら出かけるしかあるまい。朝のニュースを見ていると、秩父方面は紅葉もだいぶ進んでいるそうな。ワンパターンであるが、せっかくの天気だし、ちょろっと出かけてみることにした。
 午前9時にちょっとのんびりでスタート。
 とりあえず、秩父の
「ミューズパーク」を目指す。
 10時過ぎに到着すると、こんな景色が。

 どちらかというと、赤いもみじではなく、黄色いいちょうが目立つ。
 しかし、こういう景色もいいものだ。
 しばしいちょう並木の下を散歩する。
 
 見ての通りの快晴で、雲ひとつ無い。
 風も吹いておらず、快適なお散歩タイムであった。 
 ここは、音楽寺という秩父札所の寺を中心に公園化された場所なのだが、今回はそこには立ち寄らなかった。高校生のときから数限りなく訪れている秩父であるが、音楽寺も高校生のとき以来立ち寄っていないと思う。今度ゆっくり参拝したいものだ。

 さて、ミューズパークではまだ標高が低いと見えて、赤いもみじは若干少ない。
 さらに高度の高い所にいくしかないと思い、再びボニーちゃんにまたがって出発。
 ミューズパークを降りたところで、荒川村方面に右折、その後、すごく細道な山道などを通過しながら進むと、再び140号とぶつかるのである。途中の渓流や山村風景にもみごたえがった。

 さて、快適に流れている140号を山梨方面に進めば、途中で三峰神社方面との分かれ道にぶつかる。
 三峰神社も、最後に来たのが何年前なのか思い出せないほど来ていない。
 時間的にもそろそろいい時間なので、左折して神社方面に上ることにした。
 例のタイマー付き信号を通過し、トンネル内で左折すると、秩父湖のダム上をわたる道に出る。それを渡って山道を10キロほど登っていくと、最後に三峰神社の駐車場に到着である。

 駐車場入り口で料金200円を徴収されるが、まあ、仕方ない。
 こちらは打って変わって赤いもみじもかなりいい色に染まっていた。
 しかも、
「紅葉まつり」とな?
 けっこういい時期に偶然来たということか。
 バイクを降り、参道を神社へとのんびりお散歩である。
 やはりいい時期と見て、たくさんの観光客参拝客が訪れている。
 鳥居をくぐり、さらに登っていくと、右手にちょっと展望のよさそうなところが。
 登ってみるとこんな景色が広がっていた。

 連なる山々に、縁取るように生える紅葉。
 遠くには秩父の町並みと思しき景色が見える。
 景色の前に賽銭箱がおいてあるのは、この景色自体が「ご神体」ということか?たしかに、そういわれてもおかしくないような絶景であった。


 境内に入り、お賽銭を投げて思いっきり大きい音で二礼二拍手一礼。
 その後、境内を歩きながら紅葉狩りに興じてみたが、こちらもきれいな紅葉があちこちに色を添えていた。
 
 さて、おなかも空いてきたので何か食おうと思い、さっきの参道を戻りながらお土産店にぶらっと入ってみた。

 せっかくなので、そばでも注文しようと思い、食券を買った。
しかしまあ、あまりの人手に?追いつかないのか、待てど暮らせど出てこない。
 いよいよ1時間待たされそうな雰囲気になったので、
※山は日が沈むのが早く、気温も下がってくるし、長居は危険である。
申し訳ないが注文はキャンセルさせてもらい(笑)、昼飯抜きでバイクに戻った。なんともお粗末。

 下りもスムーズに走れてたいへん気持ちのよい道である。しかし、やはり午後になると気温がだんだん下がってきた。一時は20℃くらいまで上がったのだが、一気にまた13℃ぐらいまで降下した。
 この日、秩父では「新そばまつり」が開催されているらしく、あちこちにのぼりが立てられていた。しかし午後3時までとあるので、もう時間的には無理であろう。残念。来年は美味い新そばでも食いに来るとしよう。
 帰りは、来た道をしっかり逆戻りしながら午後4時ごろに帰宅。

走行距離180キロ/使用ガソリン7.23リッターであった。
→燃費は
約24キロ/リッター。いつもの低燃費維持である。
 オドメーターはいよいよ1000キロを突破。
 今年もいよいよ残りわずかとなって来た。年内のツーリングはあと2回くらいかな・・・と予測。
 できるかぎりチャンスを見逃さずに行こうと決意するoyoyoであった。