2009年 9月マツタケツーリング2009in信州」の巻
 
 2009年2回目の5連休。まさにキセキ(笑)。次は6年後だそうな。
 この記念すべき日に、われわれオール東ローリングスタンダード(AARS)恒例のマツタケ山ツーリングが催されることとなったことは、まことに喜ばしいことである。

 連休中日の21日朝8時。予定通りに家を出発・・・したが、思ったよりも寒いので一旦引き返し、ジーンズの下にタイツを重ね着(爆)。集合場所のコンビニに向かった。
 着いてみると、参加予定のすっきんSR君がまだ来ていない。
 連絡してみると「スタート時にかぶらせてしまい、今プラグをあぶっているところ」とのこと。SR乗りならば誰しも経験することであろう。われわれは30分待つことにし、
「ダメなら車で来いよ(笑)」というアドバイスまでしたが、無事エンジンは復活、約40分遅れのスタートとなった。

 今回の参加は6台7名。いつものメンバーであるが、昨年は3人だったことを考えるととてもうれしいことだ。
 いつものルートは外し、今回は下仁田方面から内山峠を越えて長野入りし、上田市にて食事、その後は長野原方面を回って帰ってくるというコースである。途中、クレヨンしんちゃんの作者が滑落して亡くなった荒舟山の横を通過。昨日遺体が引き上げられたらしい。冥福を祈る。

 昨日までの「晴れ」の予報は外れ、天候は曇りでやや寒いくらいである。コスモスが咲き乱れる内山峠のコンビニで1回目の休憩をとったが、そのときにみな一枚服を重ね着。私は「ウィンドストッパー」を使用。これで寒さ対策はばっちりである。一旦白樺湖方面に向かうも、道路が車で渋滞中。清里方面にでも向かう人が多いのだろう。ゴールデンウィーク並みの渋滞というのはあながち大げさではないのだ。
 仕方が無いので佐久方面に引き返し、
「千曲ビューライン」にて上田市方面へ向かう。この道、初めて通ったが、景色もよく車の通りも少ないのでお勧めである。途中にある公園では「巨大カボチャ大会」が行われていた。時間があったら停まりたい所だが、そろそろ腹が減ってきたので先を急ぐことにする。

 途中で一旦道を見失ったが、すこし走ったら塩田平にすぐ出られた。毎年お世話になる「あぜみち山荘」に12時すぎに到着だ。昨年は雨に降られて本当に辛かったが、今回は長野県に入ったとたんに天気が回復し、気温も上がり、快適なライディングが楽しめた。

 さて、3年前、初めてここに来たときは、生まれて初めて本格的にマツタケを食すということで、
緊張のあまり食い物の写真すら撮れなかったのだが、さすがに3回目ともなると落ち着きが違う。
 まずは無事到着を祝して乾杯。もちろん「ノンアルコールビール」でさあ。
 このコースでは、マツタケの鍋・茶碗蒸し・土瓶蒸し・てんぷら・お吸い物・そしてマツタケご飯が味わえる。
 姿焼きを食べてみたいところだが、コースの値段がC万を越えてしまうので却下。
 これでもお腹いっぱいに食べられて、ご飯は毎回パックに入れてお土産にするくらいなのだ。

 年によってマツタケの大きさなどが変わるのだが、今年はなかなか大きかった。きっと豊作なのであろう。
 (あるいは北朝鮮からたくさん輸入できたのか・・・笑)
 料理がのんびり出てきたので、わたしたちもまったりしてしまい、結局出発したのは午後2時過ぎであった。
 上田から菅平方面に山を登り、そこから嬬恋を経て群馬県へ。そう、民主党でおなじみになった「八ッ場ダム」のところである。
 ダムができれば水没の運命にあった「川原湯温泉」に立ち寄る。リーダーY氏の情報に寄れば、ここに足湯があり、その隣に「温泉卵」ができる場所があるというのである。途中のスーパーで卵を購入し、いざ挑戦である。

 このように、源泉が沸いているのである。お湯の温度は70℃以上あるらしく、このなかにかごに入れた卵を入れておくという寸法だ。
 10分以上はかかるというので、待っている間わたしたちも足湯に浸かってみた。なかなか気持ちの良いものだ。スッキン氏は「人がいなかったら全裸で全身つかってみたい(笑)」といっていたが、気持ちは十分わかる。

 卵も茹で上がったところで、そろそろ夕方になり涼しいというより寒くなってきた。国道は草津から河原湯までは渋滞気味であったが、この先は流れている。そのまま中之条まで下り、そこから榛名山を登り、高崎方面に下るというコースを取った。

 みなさんスピードが速いので、私のようなのんびりペースでは全く付いていけない。あきらめてマイペースで登っていくと、左側に夕闇のなかの榛名湖が見えてきた。あまりに神秘的雰囲気だったので、思わず停車し、記念撮影してしまった。みなさんお待たせしてすみませんでした〜。

 あっという間に日が沈み、帰りの道は夜間走行となってしまったが、ここまでで走行距離は約250キロ。ほどほどの疲労感と、美味いものを食べた満足感が体を覆う。ああ、これでまた仕事頑張れそうな気がする。

 次回のAARSツーリング企画は、
@10月信州ちゃんこ鍋ツアー(12日が有力か?)
A11月茨城あんこう鍋ツアー(23日が有力か?)

が予定されている。
今から楽しみである。