Rickenbacker325 1964 のTopics

2016年3月 
Ricken325のペグを交換する。


2016年2月末に我が家に来た1964年の325。
長年の仕様でやれている部分も多い。
特にやばいのがペグであった。
左が付いてきた3弦のペグであるが、
明らかにつまみが後付である。
たぶんこわれた後に自作でもしたのだろう。
他のペグも、ガタが来ていて、
これでは演奏中に音程が下がってしまう。

そこで、
オリジナルと同等のクルーソンデラックスを入手し、
交換に打って出ることにした。
ちょうど、
フランスのオークションで一列クルーソンが1セット、
安く売られているのを発見。
無事に入手することができた。
右がその
おフランスのクルーソンである。
メッキが怪しいが背に腹は代えられずwww

さっそく交換しよう。
ペグを外すと、
こんな感じになっている。
ペグ下にはオリジナルの塗装が濃く残っている。
取り替えられた形跡は無し、これなら一発で乗せ換え可能だ。
おフランス君には、ありがたいことにブッシュも付属してきた。
右の正しいブッシュだ。
左のオリジナルには、プレス成型された安い方のブッシュが付いていた。
しかしこれもガタガタだ。
これも交換してしまおう。

てなことで、一気に6個の糸巻とブッシュを交換。
部品の程度も良いので、
これでチューニングも安定することだろうし、
ブッシュがジョンの325と同じ仕様になるので、うれしい限りである。

これが交換後の雄姿。
素晴らしい!
早速チョーキングをしてみたが(爆)
チューニングは安定しており、
これで楽器としての機能がよりしっかりしたと言えよう。
なんてったって、
楽器は
「演奏できてなんぼ」ですからなあ!

とうことで、
購入後すぐにメンテナンスの課題をクリアできた。

今後も、
細かいところを一つ一つ改善していき、
数年かけながらより完全体に近づけていけたらいいと思う。

それにしても…
この325(Rose Morris 1996)は…

カッコイイギターですwwww(自画自賛)