2011年10月その3「360/12 ブリッジのねじ交換」 

ヤフオクで何回か見かけたねじ、買ってみました。
個人で輸入して売っている方だと思います。
十数年前はこういうものを海外で見つけるしかなくてとても不便でしたが、
※325のブリッジなどは当時に交換済み。
最近はいろいろなところで見つけらるのでうれしい限り。
まずは右が元の状態。
ばねがはさまっていたり、
六角レンチで回す仕様になったりで、

とても現代的で使いやすくなっています。
これを、”昔風”に使いにくくします(笑)。


左が交換後の写真。

各部のばねがなくなり、
六角レンチ用で回せるはずのねじが単なるマイナスねじに。
これによって、弦があるとオクターブ調整がかなりやりづらくなります(爆)。

反対側にはこんな感じのロックナットが付くので、見た目がかなりごつくなります。四つの「足になる」ねじも、
黒いねじに交換です。
意味がよくわからないOリングもつけましょうね。


さあ、ギターに載っけてみましょう。

う〜ん。自己満足の世界(笑)。
でも、確実に”ヴィンテージっぽさ”が増しますよ。
こんなプチ・モディファイは気が楽でいいですね。

できれば、この12弦君には、いつか「ちゃんとしたピックアップ」を載せたいと思っています。
今のピックアップは、見た目はヴィンテージぽいですが、抵抗が12k程度あり、出力が強すぎるのです。
この出力のせいで、
本来の音色が出せず、泥臭い音になってしまいます
この抵抗を落として、出力を下げてみたいのです。
新しいCシリーズ用を裏ルート(笑)で入手するか、いまのボビンを使ってコイルの巻きを減らしてつくるか、
どちらかなのですが、
お金的には後者の方が安く済みそうです。
ヘフナーのピックアップでお世話になった方に送ってみるのもいいかもしれません。
彼ならきっと完璧な仕事をしてくれるでしょう。
ま、あせらずいつか取り組むプロジェクトとして、残しておきましょうかね。

だって、
325のピックアップまで一緒に直すとなると、
 いきなり5つのピックアップを取り外すことになりますからね(笑)。